
メキシコでは、日本ではありえない事件が度々起こります。今回は私がメキシコ生活で実際に遭遇した『メキシコびっくり出来事』をまとめてみました。
【治安悪い?】私がメキシコで遭遇した驚きの出来事ワースト5
何かと治安が悪いと言われるメキシコ。
メキシコに来る前(来てからも)「メキシコって治安悪くない?大丈夫?」とよく聞かれました。
そんな治安が悪いイメージがあるメキシコですが、首都メキシコシティは、ナルコ映画のように市内でマフィアがどんぱちやっているとか、いきなり銃撃が始まるなんてことはなく、気をつけていれば一応平和に生活できます。
メキシコシティの治安についてはこちらの記事にもまとめています。
ただ、実際に住んでいるとやっぱり日本だと信じられないようなことが日々起こります。
コロナウイルスの影響で、基本的にステイホームしているので、あまり外に出歩かない生活なのですが、そんな私でもいろいろ目を疑うような出来事に度々遭遇します。
今回は私が実際に体験した『メキシコびっくり出来事』をまとめてみました。
5位:買ったヨーグルトが開封済みだった
スーパーでヨーグルト(400gくらいの大きいやつ)を買って、外側のフタを開けたら、内側のフタがやぶられていて、もうすでに開封済みでした。

それを一緒に住んでいるメキシコ人パートナーに言うと、「誰かが味見したんだろうね」って…
そんなこと許されていいのか?と思いながら、そのヨーグルトは食べずにサヨナラしました。
また、メキシコに限ったことではないと思いますが、スーパーに行くとよくレジの横のお菓子コーナーにアイスが置いてあったり、洗剤コーナーに野菜が置いてあったりなど「買おうと思ったけど、やっぱりやーめた。いらないからここに置いちゃえ」という光景をよく見かけます。
私の憶測ですが、きっとそうした置き去りにされたアイス達、たとえ溶けていても再度ショーケースに戻され再冷凍され売られているんだろうなぁと思っています。
4位:チップ代をぼったくられる

メキシコではチップを支払う文化があり、基本的に10%〜15%を支払います。
現金で払う場合は、現金で支払った後にチップ分を置いていくとか、おつりはチップ代で、と言って渡しますが、カードで支払う場合は店員さんが「チップは何%で?」と聞いてきます。
とあるメキシコシティ内のレストランでランチをした後、カード会計をし「チップは10%で」と言ったら、20%とられていました。
でもメキシコに慣れていない私、「あれ?」と思いながらも、その場では「自分の計算が違ったのかな」とか、「何か別で席料的なのとられたのかな?」と特に店員に何も聞かずに帰宅。(しかも自分のスペイン語に自信がなく、聞くことを躊躇ってしまいました。)
帰ってメキシコ人のパートナーに「そういうことあるの?」と聞くと、もちろんまんまとぼったくられたと。
アジア人の見た目+スペイン語を話していない私をみて、簡単に騙せそうだと、なめられたんだろうなと思います。
そして「あれ?」と思ったにも関わらず何も言えなかった自分がとても悔しかったです。
料理が美味しかっただけにとても残念な気持ちになりましたが、いい勉強になりました。
3位:違反をしたら警察が賄賂を要求してくる

これはメキシコ人のパートナーの両親と車で買い物に出かけた時の話なのですが、運転手(彼の父)が間違えてターンしてはいけないところでターンしてしまい、警察に捕まるというアクシデントが発生。
警察が「違反をしたから、この車をレッカーしなきゃいけない。レッカー先の車保管場で違反金を払ったら、車を返す。」と。
ここまではまぁ普通というか、間違えてターンしただけで車持ってってたら大変じゃんと思いながらも、まぁそうゆうものかという感じなのですが
「でも、ここで俺にお金払ったら見逃してあげる。」と。
賄賂の要求です。
そんな汚職警察官にお金なんて払いたくない彼父、「じゃぁ持っていけ。後で払いにいく。」と言うと、歯切れが悪くなり「まぁ仕方ないから違反金だけでいいよ。」と車を持っていくこともなく所定の手続きをとる流れに。
つまり「車持ってくぞ」はただの警官がお金を巻き上げるための脅しだったと。
市民の安全を守る警察が市民からお金を巻き上げてるなんてとんでもないな…とびっくりしました。
メキシコではそういった警察が嘘をついて、不正にお金を巻き上げるような事例がかなり多いようです。
2位:彼氏の車のヘッドライトが盗まれる

路上に駐車したメキシコ人パートナーの車のヘッドライトを盗まれました。
車から離れたのはものの15分。しかも路上といっても駐車料金を払って駐車する路上駐車場だったのですが、戻ったらヘッドライトが盗られており、なんとも可哀想な外見になっていました。
時間は夕方16時頃。メキシコだとかなり明るい時間帯です。
車通り・人通りも少ないわけではなく、なんなら目撃者もいる中、5分ほどの早技で盗まれたようです。
通りすがりのおじさんが一部始終を見ており、何が起こったかを教えてくれて警察にも通報してくれました。
数分後に警察到着、目撃者のおじさんが車のナンバーを控えていてくれており、警察が周囲を探してくれましたがもう犯人はおらず。
警察「見てきたけど、いなかったよ。」
で終わりました。

そりゃぁもういないだろうけど、ナンバーわかってるならもっとなんとかならないのかな…というかしてくれないのかな…と思いながら、この件はそこで終了しました。
盗まれた彼本人に「え?これで終わり?ナンバーもわかってるし捕まえられないの?」と聞くと、捜索を頼むことになると、警察署までいっていろいろとめんどくさい作業をしなければならない、時間がものすごくかかるから、結局諦めるほうがマシとのこと…
盗まれたライトはメキシコ版の楽天のようなオンラインサイト(メキシコではAmazonの次に人気なんだとか)で売られているようです。
ちなみに彼はヘッドライトを盗まれたのは2回目、しかもその他に1度車も盗まれたことがあるとのこと。
なんかもう気をつけようもないんじゃないかと思いますが、メキシコシティで車を持っている方は、駐車する場所にはくれぐれもお気をつけください。
1位:死体を見た

メキシコシティにある観光名所チャプルテペック公園で、喧嘩によって殺されたと思われる男性を目撃しました。
時間は午前11時頃、屋台が立ち並ぶチャプルテペック公園内の道で救急車が停まっており、なんだろうと思いながら横を通り過ぎると、屋台と屋台の間で上半身裸で後ろで手をしばられた男性が血まみれで倒れており、救急隊員?と思われる4人の男性が彼を囲んでいました。
遠目からでその男性がまだ生きていたのか、亡くなっていたのかは分からなかったのですが、救急隊員(と思われる人)が特になにも処置などをしていなかったので、もうすでに息はなかったのかな…と予想しています。
人が血まみれで倒れているという事実もかなりショッキングでしたが、そもそもそんな現場を立ち入り禁止などにせず誰でも目撃できる状態になっている+通行人は特に騒ぎもせず横目に通り過ぎていく、という状況が私にはかなり衝撃的でした。
野次馬になって見るようなことではないですが、でもそんな状況に出くわしたらもっとびっくりするものなんじゃないかなと…
てかとりあえず立ち入り禁止になったりしないのかと…
こういった事件はメキシコでは普通なのか?と不思議になりましたが、それ以降そのような現場には出くわしたことはないので、きっと普通ではないはずと信じています。(というか普通だったら困る…)
まとめ
というようなことがメキシコ生活10ヶ月間に起こった、メキシコ驚き出来事ワースト5です。
基本的に家で過ごしている上に、あまり(というかほとんど)1人で出歩くこともない生活していても色々と起こるので、もっと外に出る機会が多いと、もっと驚くような出来事に遭遇するんだろうな…と感じます。
メキシコで生活されている方、これからメキシコで生活する・旅行する予定のある方、こういうことが起こるので、ぜひお気をつけください。(メキシコに住んでいらっしゃる方は、もうすでに様々アンビリバボーな経験をした方が多いと思いますが…)
いろいろと日本と違うメキシコ、気をつけながら楽しく生活していきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます!
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