【渡墨から1年】メキシコライフを振り返る

メキシコシティでの生活を始めてはや1年。今回は2021年の私のメキシコライフを振り返ります。

目次

メキシコ生活1年経過。メキシコ生活を振り返る

2021年もあっという間に残り3週間。

「今年1年早かったな」と感じているのは、きっと私だけではないはず。そして今年だけではないはず。

矢のように時が過ぎ、あっという間に12月になったので、今日は2021年のメキシコライフを大きく4つのカテゴリーに分けて振り返っていきたいと思います。

①メキシコのコロナの状況
②スペイン語学習の進捗
③メキシコ人と国際恋愛・国際結婚
④メキシコ生活で感じるメキシコの魅力

①メキシコのコロナの状況

2021年もやっぱり世界の主役は「コロナウィルス」だったような気がします。

こんなに長引く戦いになるとは誰も予想していなかったはず。
私もメキシコにいながら80%はステイホーム生活でした。

現在のメキシコは通常運転。
多くの州が「緑信号」となり、経営活動が再開しています。

メキシコはコロナ禍で多くの国が外国人の往来に規制をかける中、国境を閉鎖しなかった数少ない国の1つ。

ただ、だからこそなのか、コロナウィルスを警戒する人とあまり気にしない人の差がハッキリ分かれていたように私は感じました。

マスクをずらして大声で客引きをする屋台のおじさんもいれば、がっちりマスクにフェイスシールドで対策している人もいます。

かなり個人差があると思いますが、私のメキシコ人のパートナーおよび彼の家族はみな大警戒。

旅行はしないし外食も控える、友人や郊外にいる家族にも会わないという徹底ぶりでした。

メキシコ人にとって「家族」はとてもとても大切なもの。そんな家族(日本の感覚だと親戚)と会えないというのはとても辛いはずですが、それでもかなり警戒をしています。

メキシコでの基本は「自分の身は自分で守ること」

コロナ問題に限ったことではなく、気を抜くと犯罪や問題に巻き込まれる可能性のあるメキシコでは「みんながしているから大丈夫だろう」ではなく、「自分の身は自分で守る」ことが必要というのを肌で感じました。

個人的にはもっと旅行に行ったりしたかったですが、仕方なし。2022年に期待です。

②スペイン語学習の進捗

この1年、メキシコ国立自治大学UNAMが運営する語学学校CEPEでスペイン語の授業を受講しました。

CEPEについて詳しくはこちらの記事で紹介しています。

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簡単な単語や挨拶しか知らなかった1年前と比べ、スペイン語で一応意思疎通ができるレベルになりました。

何度か記事にも書いていますが、やはりCEPEの授業で先生から文法の説明をしてもらったり、クラスメイトとスペイン語でディスカッションをしたりという経験は、私のスペイン語力を大きく引き上げてくれました。

冬〜秋と4コース受講しての感想は、クラスをとって本当によかったの一言です。

しかも語学学習をしてる人って基本みんないい人なんですよね。
今年出会ったクラスメイト達はみんな、私が困っていたら助けてくれるし、他人の意見を尊重しながら意見を共有し合える人たちでした。

全てオンラインだったので直接会うことは叶わずでしたが、オンラインだからこそ様々な国籍の人が参加をしていて、それはそれでよかったような気がします。

が、やっぱり語学って難しいなということも改めて感じました。

メキシコに住んでいて、メキシコ人のパートナーがいて、スペイン語学習にはかなり恵まれた環境にいる私ですが、でもやっぱりそれだけでは難しい。

日本の友人には「もうスペイン語話せるようになった?」なんて気軽に聞かれますが、でもやっぱり「住んでるから話せるようになる」「ネイティブのパートナーがいるから話せるようになる」は幻想だなぁというのが正直なところです。

とにかくひたすら堅実に学習を続けることの大切さを日々感じています。

ゆっくりゆっくりですが、自分のできるようになったことを自分で褒めながら(彼の両親とスペイン語で会話できるようになったとか!)また来年も引き続き頑張っていきたいなと思います。

③メキシコ人と国際恋愛・国際結婚

私事ですが、この秋にメキシコ人と結婚しました。

以前までは「結婚」と聞くと、なんだかとても大それたことのようにも感じていましたが、結婚したからといって以前と変わることは何もなく。

やはり1番の変化は私が彼と住むためにメキシコにきたことだった感じます。

国際恋愛・国際結婚といえど、たまたま国籍が違っただけのことで、「一緒にいたい」と思う相手と一緒にいるという本質の部分は、同じ国籍同士の恋愛・結婚と何も変わらないと思っています。

1年経った今もメキシコ人の彼と一緒にいて特に大変だと感じることはなく、毎日平和に楽しく暮らせています。

少し辛いと感じることも。

ただ、この1年振り返るとメキシコにきて最初の頃は「なんだか辛い」とストレスを感じることがありました。

それはパートナーへの不満などではなく、異国の地で分からないことだらけ、漠然とした不安や自分の無力さを感じ、それがストレスでした。

自分自身でも何が嫌なのか、何を不快に感じるのか分からず、でもなんとなく急に悲しくなったり、何もできない自分が情けなく感じたり。

11ヶ月の遠距離恋愛を経てやっと恋人に会うことができ、しかも元々海外に住んでみたいという憧れがあったので、「なんでこんな感情になるんだろう?」と自分自身に戸惑ってしまいました。

今はもうそういった負の感情を抱くことは無くなったのですが、以前Twitterで在英国大使館の「海外在住が及ぼす精神的な影響」というページをシェアしている方がいて、読んでみると「これだ」となりました。

もっと早く知ってればよかったなと思ったので、私もここにリンクを貼っておきます。

在英国大使館『海外在住が及ぼす精神的な影響』
https://www.uk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/iryo_mhealth.html

特に海外生活をスタートさせたばかりの方や、これから海外に行く予定のある人は知っていて損はないんじゃないかと思います。

④メキシコ生活で感じるメキシコの魅力

メキシコにきてさまざまなものを目にし、最初は「なにこれ!」と思っていたもの・ことにも段々と慣れてきました。

日々たくさんの「新しいもの」を目にし、いざ思い返そうと思うと何があったか忘れてしまうくらい、たくさんの発見がありました。

スーパーには数えきらないほどのスパイシーソースが並んでいたり、ドラゴンボールが大人気だったり、お寿司にマンゴーがはいっていたり。

この1年、「いろんな国に行ったけどメキシコが1番好き」という人をたくさん見ました。

たしかに私もメキシコには人を惹きつける何かがある気がます。

料理だったり、街の雰囲気だったり、文化だったり。

いろんなことが日本とは違っていて、「まさに日本と正反対」と感じることも少なくありません。

治安が良くなかったり、公共サービスの質が悪かったりなど、日本のほうが便利に生活できるのは間違いないのですが、でもやっぱりメキシコでの生活ってすごく「心地いい」です。

私が外国人だからというのもあると思います。政治のニュースや批判的な意見を目にすることもないですし、何か事件が起きていても「あんまり分かってない」ことがほとんどなので。

でもそういった「気楽に生きられる」のもメキシコ生活の魅力の1つだなと思っています。

世界にはたくさんの国があり、私も全てを知っているわけではないのですが、でもメキシコは日本人に訪れてほしい国No.1です。

2022年はもっと気軽にたくさんの人が海外旅行を楽しめる年になりますように。

まとめ:2021年をメキシコで過ごせてよかった

2021年をざっくり振り返ってみました。

2022年も私の知らないメキシコをたくさん体験できたらいいなと思います。

もちろんスペイン語も頑張りながら。

面白いこと発見があれば記事でシェアしていくので、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。

最後まで読んでいいただきありがとうございます!
2021年もあとわずか、素敵な12月をお過ごしください💖

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