
日本生まれ・日本育ちの筆者が、メキシコ人の恋人と国際恋愛をしていて感じる、メキシコ人男性の特徴についてまとめてみました。
メキシコ男性の特徴とは?
国際恋愛をしていると、やっぱりお互い性格や恋愛スタイルにも違いがあって、おもしろいなぁと感じます。
もちろんどこの国出身だろが、みんなに個性があって性格は様々ですが、生まれ育った国の文化や慣習、環境が違うと、やっぱり「メキシコ流」みたいなのがでてくる気がします。
そんなメキシコ人と交際していて感じるメキシコ人男性の特徴についてまとめてみました。
とにかく優しく尽くしてくれる

メキシコ人男性、とにかく優しいです。
もちろん日本人も優しいですし、世界どの国の人もみんな優しいと思うのですが、メキシコ人は「優しさを全面に出す優しさ」だなぁと感じます。
日本だと、「細やかな気配り」とか、「相手がしてほしいことを察してやってあげる」ような、「優しさを優しさと感じさせない優しさ」をもつ男性がモテるような気がします。
一方、メキシコ人の優しさはいつもストレートで、「何がしたい?」「何が欲しい?」「今どんな気持ち?」と常に女性のしたいことや、どう思っているかを聞いてきます。
徹底したレディファースト文化もあり、女性はまるでお姫様扱い。
日本人の感覚からすると、「別にそこまでしてくれなくてもいいんだけど…」っていうくらい相手に尽くしたがってくれます。
愛情表現が豊か

これもメキシコの文化からきていると思うのですが、メキシコ人の愛情表現はかなり豊かです。
愛の言葉はもちろん、ハグにキス、サプライズプレゼントなど、彼らにとって愛は秘めるものではなく『伝える』もの。さすがラテンの国だなぁと感じます。
恋人同士は”Mi amor(私の愛)”や”Mi vida(私の命)”なんて呼び合い、常に言葉でも態度でも、目一杯の愛情を表現してくれます。

そしてこれは恋人に対してだけではなく、家族に対しても同じで、メキシコ人は『大切な人にしっかり愛情を伝える』ことをいつも当たり前にしています。
日本人の感覚だと、やっぱり恋人でも家族でも愛情を伝えるってなんだか気恥ずかしくて、ちょっと(というかかなり)ハードルが高い気がします。
なんとなく日本には「言わなくてもわかるでしょ」と言った風潮がありますが、ストレートに愛情を伝えてくれるメキシコ人と一緒にいると、言葉で伝える大切さに気づかされます。
明るく陽気

明るく陽気なイメージのあるメキシコ人ですが、本当にそうだなぁと感じます。
性格といっても、もちろん人それぞれ個性がありますし、「メキシコ人=○○」とか、「日本人=□□」というのはなんだか違うなという気もするのですが、日本人とメキシコ人を比べた時に、明るく陽気な人が多いというのは、やっぱりあると思います。
私の恋人は自分のことをシャイであまり社交性のないほうだと言っているのですが、嬉しいことがあれば踊り、知らない人がわんさかいるパーティーにも臆せず参加し友達をつくり、言語が通じない私の両親にもつたない日本語で果敢に話しかけます。
たしかにパーティーアニマルタイプではないですが、日本人のスタンダードからすればかなり社交的なほうにはいるけどなぁとよく思います。
家族思い(特に母親)
これは男性に限らず男女共通でいえることだと思いますが、とにかく家族を大事にします。特に母親。
メキシコの母の日はクリスマスの次に大きなイベントと言われており、毎年母の日は祝日で仕事も学校も休みになります。(一方、父の日はそうでもないので、なんだかお父さんかわいそうと思ったり…)
もちろん経済的な理由が大きいのもあると思いますが、基本的に若者は実家暮らしが基本。家族・親戚もみんな近くに住んでいることが多いです。
私の恋人の実家も車で5分の場所に住んでおり、妹夫婦の住居も車で10分のところに。
そんな近くに住んでいるにもかかわらず、彼は母親・父親と毎日メッセージのやりとりをしています。
とにかく家族を大事にするメキシコ人。
メキシコ人が女性にとても優しいのも、根幹は「母親を大事にする文化」からきているのではないかと感じます。
そんな家族思いの文化、母親を大事にするメキシコの慣習は素晴らしいなと思う一方、日本人の感覚からすると「マザコンだな〜」と感じる行動も多いです。
「お母さんに聞いてみるね。」「お母さんがこう言ってたよ。」など、とにかくお母さんの意見が大事、『母親=いつでも正しい』みたいなのがあります。
それも文化だなぁと思いながら、日本人の感覚からすると「そんなことまでお母さんに聞くの?!」みたいなことが結構頻繁に起こります。
一緒に行動が基本

どこかへ遊びに行く、パーティーに行く時、「カップルで一緒に行く」ことがとても多い、というかそれが当たり前のようです。
友達の結婚式や親戚の誕生日、別に共通の知り合いというわけでもない人のパーティーにも、1人でいくのではなくカップルで参加します。
私も実際に彼が友達・家族に会うとなれば当たり前のように呼ばれ(「それ私いないほうが楽しいんじゃない…?」と思いながら)、先日は彼のいとこの子供の誕生日パーティーにも行ってきました。(もちろん知り合いゼロ)
日本だと、自分の友達の結婚式に面識のない恋人を連れて行くとか、今日友達が帰省していて久しぶりに会うから一緒に行こう、なんてことなかなかないので、「あぁ、文化の違いだなぁ」と感じました。
メキシコ人はフレンドリーな人が多いからこうなのか、こうした機会が多いからみんなフレンドリーなのかはわかりませんが、面白いなぁと思います。
「これ辛くないよ」は信じてはいけない

たとえ恋人でも友達でも、メキシコ人の「これ辛くないよ」は信じちゃいけないワード1位です。
過去何回も「これ辛くないよ」と言われて食べて、「辛っ!!!」となった経験があります。
別に嘘をついているのではなく、幼少期から辛いものに慣れ親しんできたからなのか、ちょっとやそっとの辛さでは辛さを感じないみたいです。
彼らにとっては辛さを感じないほどの辛さでも、日本人の普通の味覚からすれば「辛い!」となることがとっても多く、そもそも辛いの基準が全く違うようです。
店員さんに「これ辛いですか?」と聞いて、「辛くない」と言われて頼んだけど辛かった、なんてことも頻繁に起こります。
たとえ正直で優しいメキシコ人の恋人が「これ辛くないよ」と言っていても、本当に辛くないのかはわからないので注意です。

味覚の違いといえば、せっかく私が作った料理(クックパッドを見ながらちゃんと計量して味付けした)にも、メキシコ人の彼は容赦なくドバドバ辛いソースをかけて食べます。もしこれが日本人相手なら「一口食べてからかけてよ!!」と喧嘩になっていたような気もしますが、ここまで味覚が違うと”もう勝手にやってくれ”なんて気持ちになるのも国際恋愛恋愛あるある(?)な気がします。
まとめ

メキシコ人男性の特徴、私が交際していて感じることについてまとめてみました。
違う文化で育った彼と一緒にいると、「こういう考え方もあるんだ」だったり、「こういう文化素敵だな」といった、自分の知らなかった価値観に出会うことができ、とても勉強になります。
自分自身、メキシコ人の彼と付き合い始めてから、より愛情を表に出す大切さを学んだり、家族を気遣う気持ちが増したように感じます。
今回、メキシコ人男性の特徴6つを紹介しましたが、きっとまだまだいろいろあるんだろうな〜とも思います。また発見があれば随時追記していきたいと思います。(「これもあるあるだよ!」というのがあれば是非教えてください☺︎)
最後まで読んでいただきありがとうございますʕ•ᴥ•ʔ
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