



こんにちは!
メキシコ人の男性と恋に落ち、気づけばメキシコで国際結婚していたTomomiです。
今回の記事では、恋愛における「メキシコ人男性の特徴」について紹介していきます。
国が違えば恋愛における「当たり前」も様々。
日本では当たり前の価値観も、メキシコでは当たり前じゃない、なんてことも起こります。
そこで今回は、メキシコ人と結婚した筆者が感じるメキシコ人男性の性格や恋愛スタイルについてまとめてみました。
メキシコ人の恋愛価値観を知りたい方
メキシコ人とのリアルな国際恋愛事情を知りたい方
上記のような方の参考になれば嬉しいです。
メキシコ男性の特徴とは?
メキシコ人男性と付き合うとどんな感じなのか?
メキシコ人と交際・結婚して感じた『メキシコ人男性の特徴』はコチラ。
- とにかく優しく尽くしてくれる
- 愛情表現が豊か
- 明るく陽気
- 家族思い
- 一緒に行動が基本
- 「これ辛くないよ」は信じちゃダメ
順に詳しく解説していきます。
とにかく優しく尽くしてくれる


メキシコ人男性は、とにかく女性に優しいです。
レディーファーストの文化が根付いており、エレベーターの乗り降りやお店に入る時などは必ず女性に譲り、車のドアの開け閉めや荷物持ちなどもスマートにこなします。
日本では「細やかな気配り」とか「相手がしてほしいことを察してやってあげる」ような、押し付けない優しさやさりげない気遣いができる男性がモテる傾向がありますよね。一方でメキシコは、優しさを全面に出す男性が多いように感じます。
「何がしたい?」「何が欲しい?」「今どんな気持ち?」と常に女性のしたいことや、どう思っているかをストレートに聞いてきて、女性の願いを叶えてくれようとします。女性はまるでお姫様扱い。
日本人の感覚からすると、「別にそこまでしてくれなくてもいいんだけど…」っていうくらい相手に尽くしてくれます。
愛情表現が豊か


これもメキシコの文化からきていると思うのですが、メキシコ人男性の愛情表現はかなり豊かです。
愛の言葉はもちろん、ハグにキス、サプライズプレゼントなど、彼らにとって愛は秘めるものではなく『伝える』もの。日本よりもロマンチックな男性が多い印象です。
街中でアツアツのキスをしているカップルを見かけるのも日常茶飯事。人前でも堂々と手を繋いだりハグをしたりする人が多く、スキンシップを大事にします。
あと、恋人同士は“Mi amor(私の愛)”や“Mi vida(私の命)”なんて呼び合い、常に言葉でも態度でも、目一杯の愛情を表現してくれます。


そしてこれは恋人に対してだけではなく、家族に対しても同じで、メキシコ人は『大切な人に愛情を伝える』ことをいつも当たり前にしています。
日本人の感覚だと、やっぱり恋人でも家族でも愛情を伝えるってなんだか気恥ずかしくて、ちょっと(というかかなり)ハードルが高い気がします。
なんとなく日本には「言わなくてもわかるでしょ」と言った風潮がありますが、ストレートに愛情を伝えてくれるメキシコ人と一緒にいると、言葉で伝える大切さに気づかされます。
明るく陽気


明るく陽気なイメージのあるメキシコ人ですが、彼らは本当に明るくて陽気です。
踊るのが好き、音楽が好き、楽しいことが好きという人が多く、初対面の人とでもすぐに打ち解けられる社交的な性格の人が多いです。
もちろんメキシコ人にもシャイな人はいますし、私の夫も「自分はシャイな性格だ」と言います。
でもそんな「自称シャイ」の彼でも、嬉しいことがあれば踊り、知らない人がわんさかいるパーティーにも臆せず参加し友達をつくり、言語が通じない私の両親にもつたない日本語で果敢に話しかけます。
たしかに自分からどんどん友達を作って話しかけにいくタイプではないですが、日本人の「シャイ」のスタンダードからすればかなり社交的。個人的には、シャイなメキシコ人=平均的な日本人(社交的でも非社交的でもない)かなぁと思っています。
家族思い(特に母親)
これは男性に限らず男女共通でいえることだと思いますが、とにかく家族を大事にします。特に母親。
メキシコの母の日はクリスマスの次に大きなイベントと言われており、毎年母の日は祝日で仕事も学校も休みになります。
もちろん経済的な理由が大きいのもあると思いますが、基本的に若者は実家暮らしが基本。家族・親戚もみんな近くに住んでいることが多いです。
私の恋人の実家も車で5分の場所に住んでおり、妹夫婦の住居も車で10分のところに。そんな近くに住んでいるにもかかわらず、彼は母親と毎日メッセージのやりとりをしています。
とにかく家族を大事にするメキシコ人。メキシコ人男性が女性にとても優しいのも、根幹は「母親を大事にする文化」からきているのではないかと感じます。
そんな家族思いの文化、母親を大事にするメキシコの慣習は素晴らしいなと思う一方、日本人の感覚からすると「マザコンだな〜」と感じる行動も多いです。
「お母さんに聞いてみるね。」「お母さんがこう言ってたよ。」など、とにかくお母さんの意見が大事、『母親=いつでも正しい』といった言動も少なくないので、日本人からすると「そんなこともお母さんに聞くの!?」とびっくりしてしまうかもしれません。
週末の度に家族に会いに行ったりと、家族での集まりが多いのもメキシコあるある。交際の真剣度(結婚を考えているか等)に関わらず彼女を実家に連れて行き、みんなで一緒に食事をするといったこともよくあります。
一緒に行動が基本


どこかへ遊びに行く時や、パーティーに行く時、「カップルで一緒に行く」ことがとても多いです。
たとえ彼女側の知り合いが誰もいないパーティーや集まりだろうと、「一緒に行こう!」とメキシコ人男性は彼女を連れ出します。
友達の結婚式や親戚の誕生日、別に共通の知り合いというわけでもない人のパーティーにも、1人でいくのではなくカップルで参加するのが当たり前。私も実際に彼が友達・家族に会うとなれば面識の有無に関わらずお呼ばれし、先日は会ったことのない彼のいとこの子供の誕生日パーティーに行ってきました。
日本にはそのような、自分の友達の結婚式に面識のない恋人を連れて行くとか、今日友達が帰省していて久しぶりに会うから一緒に行こうなんて事はなかなか無いので、かなりのカルチャーショックでした。
メキシコ人はフレンドリーな人が多いからこうなのか、こうした機会が多いからみんなフレンドリーなのかはわかりませんが、「カップルは一緒に行動」がスタンダードのようです。
「これ辛くないよ」は信じちゃダメ!


たとえ恋人想いの優しいメキシコ人彼氏でも、「これ辛くないよ」は信じちゃいけません。
私は過去何回も夫に「これ辛くないよ」と言われて食べて、「辛っ!!!」となった経験があります。
別に嘘をついているのではなく、幼少期から辛いものに慣れ親しんできたからなのか、ちょっとやそっとの辛さでは辛さを感じないみたいです。(もちろん人によりますが)
彼らにとっては辛さを感じないほどの辛さでも、日本人の普通の味覚からすれば「辛い!」となることがとっても多く、そもそも辛いの基準が全く違う様子。
恋人だけでなく、『店員さんに「これ辛いですか?」と聞いて、「辛くない」と言われて頼んだけど辛かった』なんてことも頻繁に起こります。
たとえ正直で優しいメキシコ人の恋人が「これ辛くないよ」と言っていても、本当に辛くないのかはわからないので注意です。
おまけ:メキシコ人はみんな時間にルーズ?
よくメキシコ人は時間にルーズと言われます。
パーティーの開始時刻なのに誰もいない、「今行く」と言って30分経った、SNSを見ているとそんな話をよく聞きます。
ただ、これに関しては人による、というのが私の感想です。というのも、私の夫をはじめ、私はこれまで約束の時間に遅刻してくるメキシコ人を見たことがありません。(なんなら約束の時間の10分前に「もうついたよ」と言われることもしばしば。)
メキシコ人の夫に聞いてみたところ、彼もまた「人による」と言っていました。遅刻する人は必ずいつも遅刻するし、遅刻しない人はしない、と。なので、当たり前と言えば当たり前ですが、全てのメキシコ人男性が遅刻魔というわけではありません。
メキシコ人男性と結婚した筆者からひとこと
国際恋愛をしていると、やっぱりお互い性格や恋愛スタイルにも違いがあっておもしろいなぁと感じます。
もちろん出身国に限らず、人にはそれぞれの個性があって「◯◯人だから」という言葉だけではくくれません。
でも、日本で生まれ育った私に「日本の当たり前」が染み付いているように、生まれ育った国の文化や慣習、環境が違うと、やっぱり「メキシコ流」みたいなのがでてきます。
恋人と過ごしていく中で、彼の行動が”自分の当たり前”から少し外れているように感じた時、それは彼が育ったメキシコの文化からきている行動かもしれません。「メキシコ人の男性はこういう傾向がある」というのをちょっと知っておくだけでも、国際恋愛は結構うまくいったりします。
今回の記事が私と同じようにメキシコ人に恋に落ちた方の手助けになれば嬉しいです。
まとめ


今回の記事ではメキシコ人男性の特徴ついて詳しくまとめてみました。
違う文化で育った彼と一緒にいると、「こういう考え方もあるんだ」だったり、「こういう文化素敵だな」といった、自分の知らなかった価値観に出会うことができ、とても勉強になります。
自分自身、メキシコ人の彼と付き合い始めてから、より愛情を表に出す大切さを学んだり、家族を気遣う気持ちが増したように感じます。
今回、メキシコ人男性の特徴6つを紹介しましたが、きっとまだまだいろいろあるんだろうな〜とも思います。また発見があれば随時追記していきたいと思います。(「これもあるあるだよ!」というのがあれば是非教えてください!)
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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