【海外移住】メキシコに住んでみて変わったこと

メキシコに住み始めて4ヵ月が経ち、日本にいた頃と比べて自分自身が『変わったな』と感じることをまとめてみました。

目次

他人と自分を比べなくなった

メキシコにきて、1番感じるのが『他人と比べることがなくなった』ということです。

きっとこれはメキシコではなくても、海外のどこか日本ではない国に住むとそうなるんじゃないかなと思います。

日本とは全く違う環境に身を置くと、特に他人と自分を比べる対象がなくなるので、自然と周りの価値観ではなく自分の価値観にフォーカスできるようになりました。

元々人と自分をよく比べるほうだという自覚はありませんでしたが、やっぱり今思い返すと「自分をよく見せたい」というのがあったなというのを感じます。

教養がないと思われたくない、ダサいと思われたくない、仕事ができないと思われたくない・・

そうした「人からどう思われるか」が私の言動や行動を変えていたことがあったなと思います。

服装にこだわらなくなり、自分の好きなメイクで毎日過ごす

日本にいると『今こういう服が流行っている』『こうゆう服を着ているとお洒落』というのがどうしてもつきまとい、また友達が可愛い服を着ていると自分も欲しくなってしまったり、どうしても『不必要な物への物欲』が拭えませんでした。

日本にいた時は化粧品会社で働いていたこともあり、会社に行く時は『服装は華やかでお洒落に』『メイクは流行をおさえた派手すぎず地味すぎないメイク』で毎日を過ごしていました。

自分が好きだからというよりは「人からお洒落に見える」「人から綺麗と言われる」為のファッション・メイクだった気がします。

お洒落な物やブランド物をもっていないとなんとなく自分がイケてないような気持ちになり、「他人の物差し」で自分を測っていたことが多かったです。

けれどもメキシコにきてから、周りはみんな自分の好きな服を着ていて、露出をしようが、配色センスが奇抜だろうが、ポケモンのTシャツを着てようがお構いなしで、『自分の好きなファッションを楽しんでいる』というのをすごく感じました。

私がどんな服を着てようと誰も気にしないですし、お洒落だろうがお洒落じゃなかろうが、人のことだからどうでもいいんです。

それがとても心地良くて、メキシコにきてから朝の「今日は何着よう」というストレスから解放され、毎日同じようなTシャツにデニムをはき、自分の好きなメイク日本でしていると「化粧濃いね」と言われるメイクを楽しんでいます。

自慢したい人・マウンティングしてくる人にイライラしなくなる

また、日本にいるとたまにマウンティングしてくる友達だったり、なんだか上から目線で他人をジャッジする人に遭遇することがありましたが、そういった類のストレスも一切なくなりました。

『日本』という同じ土俵にいると、そうした相手の言動にイラッとしてしまったり、自分が過小評価されているような気がすると、なんとなく悔しさから言い返してしまうこともありました。

けれども日本を離れる、そうした人の土俵から離れると、ほとんどのことが「本当にどうでもいい」状態になり、何か言われたとしても「あぁそうなんだ。すごいね。」と受け流せるようになりました。

そもそも「自分が苦手だな」と思う人とコミュニケーションをとることがなくなり、自分の好きな友人や大切な家族とだけ連絡を取り合えればOKなので、精神的に健康な生活が確保されている気がします。

日本にいた時はよく「ご飯行こうよ」「飲みに行こうよ」と言われると乗り気ではなくても何となく断れず参加し、結果「あぁなんか疲れたな・・」と思うこともあったのですが、そうした煩わしい人間関係が一切なくなり、大切な自分の時間が守れるようになりました。

日本がもっと好きになった

メキシコに来て、『日本はやっぱりいい国だな』というのを感じます。

普通に暮らしていれば特段命の危険を感じることなく、十分な教育を受けることができ、美味しいものと豊かな自然に溢れている日本はやっぱり住みやすい国だなと思います。

メキシコ人の恋人と話していると、私の”当たり前”の暮らしは世界でみるととても価値のあることだったんだなということに気づかされます。

日本にも様々な問題はありますし、日本が世界でナンバーワンかと言うとそうではないかもしれませんが、ただ生活する上で『良い環境』であることは間違いないと思います。

メキシコで人気のJapón

ほぼ地球の反対側のメキシコでも、街には『SUSHI』レストランが立ち並び、アニメは大人気で、外に出ると定期的にポケモンのTシャツを着ている人を見かけます。

海を挟んだ遠く離れた国でも日本の文化が伝わっていて、人気があるというのはすごいことだなぁと思います。

たとえ日本がどこにあるか知らなかったとしても、ドラゴンボールと聖闘士星矢がメキシコ人の幼少期の思い出だったりするのを見ると、なんだか嬉しい気持ちになります。

日本が完璧な国かというとそうではないと思いますが、でも世界で「日本」のことを知っている・日本の文化が好きという人がたくさんいることは、誇りに思ってもいい気がします。

日本を出て外から日本を見ることで、良い面も悪い面も認識することができ、「日本ってここがいいところなんだな」「ここが他の国より遅れているんだな」と、より自分の国への理解が深まりました。

集中して語学の勉強ができる

メキシコに来てから、勉強時間がグンと増えました。

なぜなら『友達がいない』からです。

なんだかネガティブな響きですが、集中して語学の勉強をするにはいい環境だなと思います。

日本にいた頃を思い返すと、勉強したいなと思いつつ友達と遊ぶ時間も大切でどうしても集中しきれなかったり、夜勉強しよう!と思っても友達からLINEが来るとついつい返信してしまってやり取りが長引いてしまったり・・

でもメキシコにいるとなにせ『時差』があるので友達と連絡をとるのもタイムラグが生まれる→iPhoneの通知が気にならない→iPhoneを触る機会が減る

結果として、なんとなくSNSを見たりすることもなくなり、なんとなく時間を無駄にすることがなくなり、『勉強に集中する時間』を確保できるようになりました。

最近電子書籍で『時間術大全』という時間のマネジメントに関する本を読んだのですが、まさに海外にいると自然にこの本で提唱されている「時間ワザ」ができている!ということに気付きました。


時間術大全――人生が本当に変わる「87の時間ワザ」
グーグル/YouTubeで働き、長く引きつける仕組みを研究し続けてきた 「依存のプロフェッショナル」の著書が、どのようにテクノロジーの依存から脱却し、意義のある時間を増やすかについて書いています。語学勉強の時間を確保したい人に是非オススメです。

コロナがなければ語学学校のクラスメイトや、メキシコ人の友達を作ってちょっとお茶しに行く、遊びに行く、そんな楽しい時間を過ごせたような気がするのですが、コロナ禍でステイホームの今はひたすら自分で集中して勉強することができるので、これはこれで良かったのかなぁなんてポジティブに考えています。

まとめ

私がメキシコにきて変わったことについてまとめてみました。

元々海外に移住することに何もネガティブな要素を感じておらず、「海外に住みたい!」と思っていた末の移住だったこともありますが、「メキシコにきて良かったな」と感じます。

メキシコに限らず日本とは違う国で生活するということは、やっぱり多くの人が言うように日本では得られない特別な経験ができるので、今はなかなかコロナで難しいですが、もし渡航が自由にできるようになったら、海外に1度住んでみるというのは良い選択肢の1つだと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます☺︎

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