メキシコでアニメの偉大さに気づく【海外から見た日本】

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メキシコで日本のアニメが大人気

メキシコに来て本当に驚いたのが、日本のアニメの絶大なる人気。

テレビをつければドラゴンボールがやっていて、チャプルテペック公園の屋台ではポケモンの人形が売られ、先日新聞には鬼滅の刃が大ヒット公開中だと掲載されていました。

メキシコ人彼もアニメが大好きで、小さい頃はドラゴンボールと聖闘士星矢を観て育ち、今でもワンピースやナルトがお気に入りです。

日本のアニメが海外で人気というのは有名でよく聞く話でもありますが、実際にメキシコでその評価を目の当たりにして、改めて日本のアニメって本当に人気なんだと感じました。

”Cartoon”ではなく”Anime”

アニメ大好きメキシコ人彼と話していて、私が日本のアニメを「Cartoon」と表現した時に、「日本のアニメは”Anime”で”Cartoon”ではないと思う。世界はそう認識していると思う。」と言われました。

もはや日本のアニメは「Anime」という世界的地位を確立しており、他のCartoonとは違うカテゴリーだと。

「あぁ、そうなんだ。」と、驚きと感動のようなものを覚えました。

メキシコに来てから改めてアニメ文化が今どれだけ大きな産業なのかに気付かされ、それはもはや日本のものだけではなく世界のものなんだと。

アニメが日本と世界を繋いでいる

現在36歳のメキシコ人が小さい頃にアニメを観て育ったというので、これは「今」の話ではなく、私が気づくとうの昔から、アニメは海外で人気だったと考えると、これは相当すごいことなのではないかと気づきました。

そうしたアニメ文化が、日本と世界を繋いでるような気がします。

外国人の友人と話していると、アニメの影響で日本に興味を持った、日本のことを知っている人が本当に多いです。

自国から離れた遠い小さな島国について、日本国外で生まれ育った人が知っていて(たとえそれが地球の裏側だったとしても!)、しかも興味を持っているってすごく嬉しいことだなと感じます。

大人になるにつれてアニメを観る機会がなくなっていた私ですが、子供の頃はドラえもんだったり、名探偵コナンだったり毎日のように何かしらのアニメを観て育ち、そして今、国籍を超えて共通の「アニメ」という話題で盛り上がれるって、純粋にすごいことだなと感じます。

メキシコに限らず海外に足を踏み入れた時に、日本人と言って嫌な顔をされた経験がなく、「Japan!」と笑顔で答えてくれる人が多く、それはもちろん様々な理由や背景があると思いますが、アニメを通して日本の存在を知っている、親しみを抱いている人も多いのかなと思うと、そうしたアニメ文化の恩恵をとても受けている気がします。

日本のアニメの魅力とは

アニメに疎いからこそ、今回メキシコにきて初めてアニメの偉大さに気付かされました。

こんなにも人々を虜にするアニメの魅力は、私が語らずともそれはもう沢山あると思いますが、個人的な意見としては、ストーリーにメッセージ性があるからなのかなと感じています。

笑えるストーリーが多い外国アニメ(Cartoon)と比べて、主人公が成長したり、大切なことを学んでいくのがストーリーの醍醐味であることが多く、そんな姿に「共感できる」のがアニメの魅力なのかななんて思っています。

今やアニメは世界同時配信

今やアニメは国を問わず同時配信の時代。

現在アニメ大好きメキシコ人彼は毎週「東京リベンジャーズ」の配信を楽しみにしています。

こうした世界が他国の文化を簡単に共有できる現代に生まれてよかったな、なんて感じます。

子供の頃によく観ていたアニメですが、大人になって観ることがなくなり、あまりアニメについてよく考えたことがなく、メキシコにきて初めて日本のアニメ文化について世界がどう評価しているのかを肌で感じました。

これからもっと、世界で日本に興味を持つ人が増えたら嬉しいな、なんて思いながら、メキシコで鬼滅の刃のシーズン2の配信を待とうと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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