【スペイン語】注意!Ser/Estarどちらを使うかで意味が全く変わる形容詞

英語の『Be動詞』に相当する”Ser””Estar”
スペイン語では明確にこの2つを使い分ける必要があり、同じ形容詞でもどちらの動詞を使うかで意味が全く異なってしまうことがあります。

そんな使い方注意な形容詞をまとめてみました。

目次

Bueno(Buena)

Ella es buena
彼女は良い人だ

Ser+Bueno▶︎性格・質が良い

英語の『Be動詞+good』の意味に近いです。

性格の良い人や、質の良い物に対して使えます。

Ella está buena
彼女はセクシーだ

Estar+Bueno▶︎(食べ物に対して)美味しい・健康的、(人に対して)いい体型

食べ物に対して使う場合は「美味しい」というポジティブな意味になりますが、人に対して使ってしまうと『いい体型』=『セクシャルな意味で魅力的だ』という意味になるので注意が必要です。

Malo(Mala)

El es malo
彼は性格が悪い

Ser+malo▶︎性格・質が悪い
『Ser+bueno』の対義語に当たります。

英語の『Be動詞+bad』に近い表現です。

El está malo
彼は具合が悪い

Estoy+malo▶︎具合・体調が悪い

風邪を引いて気分が良くない状態などを表します。

Despierto(Despierta)

El niño es despierto
その男の子は賢い

Ser+despierto▶︎賢い

El niño está despierto
その男の子は目が覚めている

Estar+despierto▶︎目が覚めている、眠っていない状態

Listo(Lista)

El es listo
彼は賢い

Ser+listo▶︎賢い

El está listo
彼は準備ができている

Estar+Listo▶︎人・物が準備ができている状態

Rico(Rica)

Elon Musk es muy rico
イーロンマスクは大金持ちだ

Ser+rico▶︎お金持ち

¡Este taco está rico!
このタコス美味しい!

Estar+rico▶︎美味しい

『¡Qué rico! (なんて美味しいの!はとってもよく使う頻出便利フレーズです。

Orgulloso(Orgullosa)

El es orgulloso
彼はプライドが高い

Ser+orgulloso▶︎プライドが高い、高慢な

自分の間違いを認めない、他人に謝らないような性格を表現する時に使い、ネガティブな意味合いで使われます。

Estoy orgulloso de ella
私は彼女を誇りに思う

Estoy+orgulloso▶︎誇りに思う

何かを達成した時・満足のいく結果を得られた時、自分・他人両方に対して使えるポジティブな意味合いをもつ表現です。

Verde

Mi uniforme nuevo es verde
私の新しいユニフォームは緑です

Ser+verde▶︎緑色

Esta plátano está verde
このバナナは緑だ(熟していない)

Estar+verde▶︎成熟していない・準備ができていない

日本語の「青い」に似ている表現です。
果物がまだ熟しておらず緑色の状態は”Estar”で表現します。(本来の色が緑の場合は“Ser”、一時的に緑の場合は“Estar”

また果物だけではなく、人に対しても使うことができ、物事に対して十分に準備ができていない・成熟していない状態を表現できます。

Vivo(Viva)

Mi hijo es vivo
私の息子は賢い

Ser+vivo▶︎賢い・頭がいい

Mi planta todavía está viva
私の植物はまだ生きている

Estar+vivo▶︎生きている

Atento(Atenta)

El es muy atento
彼はとても気配りができる

Ser+atento▶︎優しい・思いやりのある・気配りのできる

Yo siempre estoy atento en clase
私はいつも真剣に授業を聞いている

Estar+atento▶︎注意を払う・目を向ける

Interesado(Interesada)

Ella es interesada
彼女はお金に目が無い

Ser+interesado▶︎お金に関心がある・お金好き

「お金に目が無い」「お金目当て」などネガティブな意味合いで使います。

Estoy interesada tu idea
私はあなたのアイデアに興味があります

Estar+interesado▶︎興味がある・面白いと感じる

Serの場合と違い、Estarを使う場合はポジティブな意味合いで使われます。

まとめ

“Ser”と”Estar”、どちらを使うかで意味が変わる形容詞。少しややこしいですが、形容詞を覚えると会話の幅もグッと広がります。
スペイン語学習者の皆さん、一緒に頑張りましょう!

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